BERNERなどに代表される「ビッグプーリー」って実際に効果あるの?ってことで、手軽にお試しできるTNIの「スピードプーリー」を使用してみました。
BERNERと違ってプーリーゲージがアルミ製で大幅にコストダウンしています。付属のプーリーは上が11T、下が15T。上が11Tってことはシマノ純正と同じなので、下のテンションプーリーだけが大径化したことになります。なんとなくこのままでは効果が薄そうだし、ベアリングもイマイチ(失礼!)なので、プーリーだけ替えちゃいます。別売のTNI製のフルセラミックプーリーも魅力的ですが、少々お高いのでBERNER製のプーリーセット(13Tと15Tで¥12000)がコストパフォーマンスが良さそうです。
上のガイドプーリーを11Tから13Tに変更したのですが、変速は全く問題なさそう。ローギアでプーリーがスプロケに干渉することもなさそうです(27Tで大丈夫でした)。
そして実走。「うむ、なんとなく軽い」。ケイデンスが上がるとペダリングが軽いのが感じられます。気になる変速や音鳴りなどは全く気にならず、特にデメリットは何も感じませんでした。メリットはどうかといえば、スピードアップするわけではありませんがペダリングが少しでも軽く感じるということは長い目で見れば体力を温存できていることになります。少しはある。
TNIスピードプーリー¥14200プラスBERNERプーリーセット¥12000、合計¥26200(税別、工賃別途)。安くはない。でもBERNERやCARBONDRYよりは全然お得だ。みんなもやってみよう!
text■塚田
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ボッちゃん (月曜日, 03 9月 2018 08:28)
ほとんどプラシーボ!
これに26,200円もかけるのはボッタクリ!ファッション性目当てなら別だが。その金をより軽いホイールに回した方がよっぽど効果あり。
でもシマノの1500円のturneyディレイラー旧モデルにはすでに赤いビッグプーリーが付いていたのは先見の明か?
プラスチック製だったけど…!
通りすがり (土曜日, 19 12月 2020 15:07)
効果はあるけど体感しにくいかな。
足って力が強いからね。
30km/h超えて高トルク高回転になってくると、足へのストレスが若干違うのがわかります。
それでも、アウターハイでグイグイ踏みこむようなペダリングだと分かりにくくて、2つ下で高ケイデンスで回すときに分かりやすい。
また、ロー側で簡単にくるくる回す時もわからないですね。
間違いなくフリクションは低減されているので、上記の「わかりにくい2ケース」の場合でも長時間になると差が出るはずですよ。