今流行のカーボンクリンチャーホイール。当初は「カーボンホイールはチューブラーでしょ!」という考えが強かったのですが、近年のカーボンクリンチャーホイールはよく作りこまれて、ようやくひとつのジャンルとして確立してきました。
人気と知名度が上昇中のオランダのホイールブランド「ファストフォワード」が発売する新製品「F3R-FCC」は軽量性と巡行性を両立する30mmハイトのフルカーボンクリンチャーホイールです。ハブとスポークは信頼性の高いDT SWISS製で重量は前後で1425g。オールラウンドに使える万能ホイールです。
カーボンクリンチャーで最も心配されるのはブレーキ面の強度ですが、このモデルは最新技術 CBT(Confidence Brake Technology)を採用することで従来の製品よりも強度と耐熱性を確保するとともに、ブレーキ制動力が30%アップすることに成功しました。
トータル的な性能はチューブラーの方が一枚上手かもしれませんが、パンクした時の対処が圧倒的に楽なクリンチャーは普段使いには便利ですね。
FFWD F3R-FCC シマノボディ(11速対応)
前後重量 1425g
ホイールバック・ブレーキシュー・リムフラップ付属
メーカー価格 ¥256,000(税別)
text■塚田
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