来たぞ、Bluetoothだ!

Di2のBluetooth(ブルートゥース)対応によりスマホやタブレットからBluetooth接続で各種設定が行えるようになりました!

それって今までのワイヤレスとどう違うの?

どうすればスマホとつながるの?

をまとめてみました。

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■今までのワイヤレスとどう違うの?

 

 ANT+接続←今までのワイヤレス

ANT+という2.4GHz帯の電波を使用した低消費電力の無線接続です。有効距離は短くデータ転送速度も遅いですがネットワーク構築の自由度が高いのが特長です。

対応したサイコンにギア段数、Di2バッテリー残量、アジャストモード情報を送信が可能です。シマノではD-FLY機能と呼んでます。

 

 Bluetooth接続←新たに追加されたワイヤレス

Bluetooth LE(LowEnergy)という、こちらも2.4GHz帯の低消費電力タイプの無線接続です。ANT+と比較すると有効距離や転送速度の面で優れています。また現行のスマホ、タブレットの多くが標準対応している点が最大のメリットだと思います。

スマホ、タブレット端末用のE-TUBE PROJECTが使用でき、Di2の各種設定の編集やファームウェアのアップデート、エラーチェック(タブレット版のみ)等がワイヤレスで行えます。

 

※ANT+とBluetoothLEは同じ2.4GHz帯の電波ですが相互通信はできません。

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■どうすればスマホやタブレットとつながるの?

 

1. まずスマホやタブレットに専用アプリ「E-TUBE PROJECT for Tablet or Smartphone」のインストールが必要です。スマホ用とタブレット用は別アプリです。

詳しくはコチラから

 

2.自転車側にはBluetoothの電波を送受信できるワイヤレスユニットが必要です。現在では下記の4機種のみとなります(従来からのANT+接続も可能です)。

EW-WU101
EW-WU101
EW-WU111
EW-WU111
SC-M9051
SC-M9051
SC-MT800
SC-MT800

※SM-EWW01(廃盤)はANT+接続可能ですがBluetoothに対応していないためワイヤレスで各種設定を変更することはできません。

※同一システム内に上記ワイヤレスユニットは1つのみ存在できます。複数接続すると(EW-WU111+SC-M9051等)動作しません。

3.さらにBluetooth対応版の新型バッテリーマウントBM-DN100(外装の場合)あるいは新型ビルトインバッテリーBT-DN110(内蔵の場合)が必要です(シマノではこれらをマスターユニットと呼んでいます)。

BM-DN100
BM-DN100
BT-DN110
BT-DN110

Bluetooth対応版という肩書きから、いかにも電波を送受信しそうですがバッテリーマウントとバッテリーは電波を送受信しません。

Bluetoothを使わず上記ワイヤレスユニット4機種を使用する場合でも(サイコンとANT+接続のみ、あるいは液晶ディスプレイとしてのみ使用する場合でも)、新型マスターユニットが必須となります。

 いずれもファームウェアのアップデートが必要となる場合があります。旧マウント(SM-BMR2)や旧ビルトインバッテリー(SM-BTR2)のファームウェアのアップデートでも対応できそうな気もしますがダメみたいです(新型は内蔵されているチップの記憶容量が大容量タイプに変更されています)

※その他対応していないパーツもございます(SM-EW67A-E等)。

詳しい互換情報はこちらでご確認下さい>>。

 

4.下記手順でスマホやタブレットからワイヤレスユニットを認識させます。

(今後アプリやファームウェアのアップデートにより変更される可能性があります)

 

1.設定を行う前にスマホやタブレットのBluetooth機能をオンにします。

2.E-TUBE PROJECTを起動させ、Bluetooth接続待ち状態にします。

3.緑色LEDと赤色LEDが交互に点滅し始めるまでジャンクションAのボタンを押します(0.5秒以上2秒未満 ※2秒間以上押し続けると別モードになります。)インフォメーションディスプレイの場合は液晶に[C]が表示されるまでモードスイッチを押します。⇒自転車側が接続準備状態となります。

⇒E-TUBE PROJECTの画面上にユニット名が表示されます。

4.画面に表示されたユニット名を選択します。

5.接続を解除したい場合は、スマホやタブレット側でBluetooth接続の切断を実行します(自転車側が接続モードから通常動作モードになります)。

 

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これはWindows版E-TUBE PROJECTの画面です。STePSも気になりますね~。
これはWindows版E-TUBE PROJECTの画面です。STePSも気になりますね~。

パソコン環境が必要だった従来のE-TUBE PROJECTと比較すると、レース、ツーリング、トレーニング等の出先でも手軽にエディットできるのは超魅力的ですね。今後はスタンダードとなると思われます。

というかここまでコントロールできるんだからシフトのワイヤレス化も目前では?と思ってしまう今日この頃です。

 

text■奥田

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コメント: 2
  • #1

    能瀬一男 (木曜日, 20 4月 2017 01:40)

    Di2、2台所有一台わバッテリーだけ交換してシンクロシフト対応にしましたサイコンわガーミン520jでギア表示してます、最近520jのアップデートで110なり520jのDi2のセンサー詳細でタップしてシフトモード切替と出ますDi2マーク点灯時、点滅の時出ません。EW-WU101お取付てタブレットでタップしてシフトモード切替が出来る用になるのかわかりますか。2台用バッテリーだけにするか無線ユニットとバッテリーにするか参考為。わかりましたらコメントお願いします。(タブレットが古いタメ対応してないためためせない)


  • #2

    うさぎ (日曜日, 03 12月 2017 12:41)

    #1は、「は」→「わ」、「を」→「お」で読みにくい