世界最小(?)のパワーメーター「AROFLY」のご紹介です。
画像の左側に見える、直径22mmほどの丸い物体がなんとパワーセンサーなのです。重さはたったの10gでタイヤのバルブに取り付けます。どうしたらこんなんでパワーが測れるのでしょうか?
理屈はこのようになっております。航空機などの対気速度を計測する「ピトー管」の技術を応用してタイヤ内圧のわずかな変化を計測します。ペダルを踏み込んだときにタイヤにかかる力と速度やホイールの回転数などからペダリングパワーを計算する仕組みのようです。
計測された数値をBluetoothを通じてスマートフォンの専用アプリに転送してパワーが表示されます。パワーのほかにスピードや距離、ケイデンスも計測可能です。
この理屈を聞いて「本当かよ。」というのが本音だと思います。確かにペダルにトルクをかければそれがチェーンからスプロケに伝わってタイヤが路面を蹴る。そのときのタイヤの変形量がペダリングパワーによって変化するというのはなんとなく理解できます。問題はそれによって得られる数値が実際のペダリングパワーとどれだけ少ない誤差であるかという点ではないでしょうか。
その誤差が許せる範囲内であればこれは間違いなく画期的な商品です。たった10gの重りをホイールに取り付けるだけでパワーが計測できるなんて!しかもたったの(?)16000円!
今のところスマートフォンでのみ表示可能ですが、近日専用のGPS付きメーターが発売される予定です。
気になって夜も眠れません。試してみたい!
text■塚田
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