50mmハイトのカーボンクリンチャーホイールを組みました。
リムは「ganwell」ブランドで販売される岩井商会のオリジナル商品で、チューブラーだと24mm~80mmまでの4種類、クリンチャーは38mmと50mmの2種類があり、他にも小径車やMTB用など豊富なラインアップがあります。
ハブはコスパ最強の軽量ハブ「TNIエボライトハブ」、スポークは信頼性の高い「SAPIM CX-RAY」を使用しました。
当店でも人気の高いカーボンクリンチャーホイール「BORA ONE 50 クリンチャー」に対抗すべく作ってみました。スペックの比較を表にまとめておきました。
BORA ONE 50 WO | オリジナルカーボンクリンチャー | |
重量 |
フロント 655g リア 830g |
フロント 655g リア 855g |
スポーク 本数 |
フロント 18本 リア 21本 |
フロント 20本 リア 24本 |
リム寸法 |
高さ50mm 幅24.2mm |
高さ51mm 幅23mm |
ハブ ベアリング |
カンパニョーロUSB |
TNIシールドベアリング |
価格 |
¥280,000(税別) |
¥125,000(税別) |
付属品 |
クイックレバー ブレーキシュー ホイールバッグ |
なし |
重量はフロントが奇跡的に同じ数値でした。スポーク本数を考えると、前後で25g差というのはかなり上出来だと思います。リム重量はだいたい同じくらいではないかと推測されます。
ベアリング性能は敵わないです。デュラエースハブで組めばまだ勝負になるかも知れませんが、70gくらい重くなってしまいます。
スポークテンションなどは材料が違うので単純に比較することはできませんが、BORAの剛性レベルに遜色ないくらいの仕上がりになっているはずです。
そして肝心の価格はBORA(定価)の半分以下です!実際の販売価格で比較してもBORAより10万円くらい安いことになります。この価格でカーボンクリンチャー試せるんなら悪くないですね!仕様違いのオーダーも可能です。DURA-ACEハブなら+20000円、ブラックスポークは+6000円でできます。
text■塚田
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