既にご存知の方も多いかと思いますが、先日カンパニョーロが遂に12速コンポを発表しました。
「SUPER RECORD」と「RECORD」の上位2グレードのみで、それぞれリムブレーキ仕様とディスクブレーキ仕様が登場するします。今までの11速対応のホイールで使えるみたいです。リアディレーラーの形状はシマノのR9100やR8000シリーズになんだか似てきましたね。
このところシマノの勢いにすっかり押されて存在感が薄くなってきたカンパニョーロ。ホイールはシマノよりも優勢かもしれませんが、カンパニョーロのコンポーネントで組まれた自転車をすっかり見かけなくなりました。販売する自転車はもちろん、整備などでお持ちいただくのも合わせて全体の1%もあるでしょうか。それくらい少ないです。
やっぱり伝統のブランドですので、この業界を引っ張ってディファクトスタンダードを勝ち取って欲しいものです。
恐らく多くの方は「じゃあDURA-ACEはいつ12速になるんだ?」と、シマノのモデルチェンジの方が気になるかもしれません。現行のR9100シリーズが2017年に登場したばかりですので、まだしばらくはモデルチェンジは無いと思います。カンパの11速スパーレコードが新登場したのが2009年で、デュラエースが11速化(9000)したのは2013年のことです。さらに遡って、カンパの10速レコードが登場したのが2000年、デュラエースの10速(7800)は2005年に登場しています。この流れでいくと、デュラエース12速は2022年頃でしょうか?
text■塚田
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