店頭在庫のフレームでオリジナルの完成車を組みました。
ベースは「CARRERA VELENO TS」2017年モデルですが、2019年も継続してラインアップされています。
サイズはSサイズ(トップ長525)、カラーはマットブラック・レッド。フレーム重量はカタログ値で950gとなっています。
パーツ構成は、コストを抑えつつ軽量性を重視して、ULTEGRAコンポ仕様としました。コンポ以外のパーツもなるべく軽いもの集めました。
ハンドル周りは値段の割には軽量に仕上げられているTNI製のアルミハンドル・ステムを採用。
ハンドル周りが軽いとダンシングでのバイクコントロールがしやすくなります。
ディレーラー・クランク・ブレーキキャリパーはULTEGRA R8000系で揃えました。
STIレバーは在庫で残っていたST-6800をこっそりと使っていることは秘密です。コストを抑えるためだと思ってこのくらいは目をつぶってください。
ホイールは手組みで作った「例のヤツ」です。このホイールが全体の軽量化に大きく貢献しています。
この仕様で全体重量は6.52kg(使用した部品を1個1個デジタルスケールで計測してから足し合わせました。足し忘れたものがなにかあるかもしれません)と思った以上に軽く仕上がりました。そんなにコストをかけなくても意外と軽くできるものです。
1台限りで販売価格は¥260,000(税別)です。フレームと部品の値段を合わせたらこんなに安くはおさまりませんから、かなりお買い得だと思います。
サイズ的には身長170cm前後くらいの方にピッタリだと思います。ヒルクライムはもちろん、ロングライドにも適しています。
text■塚田
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