ロードのディスクブレーキ化に伴い、ロードでは新方式のフラットマウントが標準になりつつあります。フラットマウントのフレーム/フォークには原則的にフラットマウントタイプのブレーキキャリパーを装着するようになっています。これが見た目にもスタイリッシュだと思います。しかし、手持ちのポストマウントキャリパー(以下 ポストキャリパー)を流用したい場合はどうするか?
ポストキャリパーをフラットマウント台座に装着できるアダプターが発売されています。
フロント用:
リア用:
これを使えばポストキャリパーをフラットマウント台座に装着可能です。
いずれもアダプターをフレーム側に装着する固定ボルトが2本付属しています。
※キャリパーをアダプターに装着するボルトはキャリパー側に付属しているものを使います。
リア用は付属ボルト長の異なるものがラインアップされており、フレームのマウント厚に合わせて選びます。別の長さのボルトを単品で購入することも可能です。また、ボルトレングスセレクター付属というのもラインアップされています。これはボルト長が適合しているか簡単に判別できるパーツが付属しているものです(こちらは25mm厚用のみ)。
■リア用マウント厚別ラインアップ
- 20mm,25mm,30mm,35mm厚用(140mmローター用)
- 20mm,25mm,30mm厚用(160mmローター用
- ボルトレングスセレクター付属25mm厚用(140mmローター用 )
- ボルトレングスセレクター付属25mm厚用(160mmローター用)
■ボルト単品ラインアップ
- 10mm厚用:16.8mm(Y81743100)
- 15mm厚用:21.8mm(Y81743150)
- 20mm厚用:26.8mm(Y81743200)
- 25mm厚用:31.8mm(Y81743250)
- 30mm厚用:36.8mm(Y81743300)
- 35mm厚用:41.8mm(Y81743350)
※ボルト長は対象マウント厚に6.8mmを加えた長さになってます。もうちょっとキリの良い数字にすれば良いのに…。
■リアボルト長の選択方法とボルトレングスセレクター
適合ボルト長はマウント厚+6.8mmとなりますが、ボルトが沈頭となる(フレームに隠れる)場合は長さが異なりますのでご注意下さい。原則的にネジのみを装着した時の飛び出し部が6.8mmになるようにします。