11速にフルモデルチェンジした105コンポが登場しました。画像などで見た感じではデュラエースやアルテグラの設計をそのまま受け継いでるように見えますが、「実際のところアルテグラとどこが違うの?」というところをみていきましょう。
まず、手に取ると重量の差は感じます。コンポ8点セットで重量差は約260g(カタログ値)。質感も悪くはないですが、高級感には欠けますね。他にもカタログなどではわかりにくい細部を紹介してみます。
クランクの裏側は肉抜き加工が施されます。アルテグラやデュラエースは中空構造のアウターリングなので、こんな気持ち悪い感じにはなっていません。
ブレーキキャリパーは奥行きのボリュームがあるように見えます。
STIレバーのブレーキワイヤーを通すところがシンプルな構造になっています。
チェーンは新設計で、11速のMTBコンポと共用になります。CN-9000やCN-6800は裏表がありませんが、こちらは向きが決まっています。
ほじくってみると意外と違いがあることが見えてきます。コンポセットだとアルテグラより3万円弱ほど割安となりますが、この差をどうみるかはあなた次第です。
105(5800)コンポ8点セット、サガミ特価¥51,800(税込¥55,944)。初回はセット販売のみとなります。バラ売りは今月中旬以降の予定です。
text■塚田
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